2021年7月26日月曜日

7月の歴史散策部

 7月24日(土)

講師 福岡大学 4年 沼山 旅羽さん

「墓に納められた壺

  ~弥生時代の副葬小壺~」

 
 弥生時代初期の主要な副葬品である小壺
 は、どのような様相を示すのか。
 副葬小壺は、墓壙上に配置されるケースと
 墓壙内に配置されるケースの2種類に大別され
 設置方法に関しては、供献が採用された。
 ということ。

講師 福岡大学助手 西田 尚史さん

「油山山麓の板碑」

 板碑とは、塔身の上部に仏菩薩を配し、一石一観面を
 原則とする塔婆の一種だそうです。
 福岡市で古いものは、11例確認されているが、
 ほとんどが博多区・東区に所在。


板碑に刻まれている梵字は、サンスクリット語に由来し
仏様のイニシャルを意味している。
彫り方によっては、年代を見分けることも
できるそうです。