11月11日(水)
津軽三味線と講話
講師 虎高さん
前半は、津軽三味線の歴史についてのお話でした。幕末、津軽三味線の始祖、秋本仁太郎が盲目ながら太棹(ふとさお)三味線で
津軽じょんがら節の原型を生み出したそうです。
東北では、貧しさから医者にかかることもできず病から
盲目になる人が多かったとか。
差別をうけながらも、門付き芸人として身を立てたそうです。
津軽三味線の演奏と民謡となんとも言えない雰囲気でした。
後半では、虎高さんの人生についてのお話でした。
4歳で親元を離れ、遠く離れた北海道の劇団での修行の苦労。
また、小学校でのいじめから、自殺を考えるまでの日々。
参加者からは、息子と同じ年なのに・・・という感想もありました。
大変な人生の中で見つけた、心のお野菜を大切にしているそうです。 お・・おもいやり
や・・やさしさ
さ・・差別をしない
い・・命を大切に