1月14日(土)
『筑後のキリシタン』
講師 福岡大学博士課程1年
山田 ひな子さん
16世紀中頃に日本にキリスト教が伝来してから
江戸幕府による鎖国までのキリスト教の歴史を
キリシタン史というそうです。
日本の布教は急速に進みますが、大きな要因に
キリシタン大名の誕生があります。
筑後地方を治めた小早川秀包とその妻に注目し、
布教の特色や大名婦人について、説明して
いただきました。
『城南区周辺の中世遺跡』
講師 福岡大学 助手
西田 尚史さん
福岡地域の遺跡について考えるに時に、
地形についてみていくと、南に山・北に海。
そこに数本の大きな川が流れており、沿岸部は
数列の砂丘が形成されていて、博多や箱崎遺跡は
砂丘上に形成され、内陸に湿地帯が
形成されているそうです。
鴻臚館廃絶後、宋商人により、博多遺跡群の
形成が本格化し、城南区周辺の遺跡からも
宋商人が深くかかわっていたことが
分かっているそうです。
有名な『蒙古襲来絵詞』は、鳥飼の情景が
描かれているそうです。