2023年1月12日木曜日

1月の歴史散策部

 1月14日(土)

『筑後のキリシタン』

講師 福岡大学博士課程1年

   山田 ひな子さん

16世紀中頃に日本にキリスト教が伝来してから
江戸幕府による鎖国までのキリスト教の歴史を
キリシタン史というそうです。


日本の布教は急速に進みますが、大きな要因に
キリシタン大名の誕生があります。
筑後地方を治めた小早川秀包とその妻に注目し、
布教の特色や大名婦人について、説明して
いただきました。


『城南区周辺の中世遺跡』

講師 福岡大学 助手

   西田 尚史さん

福岡地域の遺跡について考えるに時に、
地形についてみていくと、南に山・北に海。
そこに数本の大きな川が流れており、沿岸部は
数列の砂丘が形成されていて、博多や箱崎遺跡は
砂丘上に形成され、内陸に湿地帯が
形成されているそうです。


鴻臚館廃絶後、宋商人により、博多遺跡群の
形成が本格化し、城南区周辺の遺跡からも
宋商人が深くかかわっていたことが
分かっているそうです。
有名な『蒙古襲来絵詞』は、鳥飼の情景が
描かれているそうです。