「油山山麓古墳群における
複室石室の出現と展開」
講師 福岡大学博士課程前期1年
永山 亮さん
石室とは、古墳時代の人の石製の
埋葬施設で、横穴式石室には、
古事記にまつわる伝説があるそうです。
油山山麓では、6世紀中頃以降に
筑後以南の石室が築かれるようになったそうで
その理由として、磐井一族の解体と
再編成が想定されるそうです。
「宗像地域の古墳」
講師 福岡大学博士課程前期1年
山口 真裕さん
宗像地域の範囲は、宗像市・福津市を中心に
広域に及んでいるそうですが、
考古学・文献史学の成果によって
裏付けされているそうです。
6世紀後半以降になると、前方後円墳の
築造は停止へと向かうが、宗像地域では
依然として首長墓に前方後円墳が
採用されたそうです。