2025年12月4日木曜日

熟年大学〜歌って笑って老い払い

歌って笑って「老い払い」

高齢社会漫談講話とピアノ弾き語り 11月26日(水)

今回の講座では、元西日本新聞論説委員長の中川茂さんにご登壇いただき、高齢期の社会参加が健康維持にいかに重要であるか、についてユーモアを織り交ぜながらわかりやすく解説していただきました。



女性と比べると、男性は地域活動への参加率が低く、閉じこもりが健康格差につながりやすい点を指摘されました。福岡県が高齢者医療費で全国上位にある現状を踏まえ、「日々の役割や習慣的な行動が地域の健康づくりを支える」ことを示されました。


新潟県の例として、農作業が生活リズムをつくり、「毎日やることがある」「社会とつながり続ける」ことが医療費抑制にも寄与している点を紹介され、ボランティア・趣味・地域活動など、形にこだわらず“生きがい”を持つことの大切さを強調されました。


講師の中川先生ご自身も、定年後にピアノを始め、第九合唱に挑戦されているとのこと。


「年齢に関係なく、新しい挑戦はいつでもできる」「まず一歩踏み出すことが大事」


という前向きなメッセージを発信されました。




最後に、公民館に足を運んだことがない方をぜひ誘い、地域で活動の輪を広げていくことを呼びかけられました。



参加者からは

「今後の指針になった」「とても楽しかった」

などの感想が多数寄せられました。


元気が出るお話しと、とても素敵なピアノの演奏🎶ありがとうございました。